フランスのタペストリー
フランスのクリュニー美術館から来た「貴婦人と一角獣」の展覧会を見に行って
来ました
これは絵画ではなくてタペストリー(織物)であるところが素晴ら
しいですね
6枚のタペストリーから成っており、「触覚」「味覚」「臭覚」
「聴覚」「視覚」「我が唯一の望み」のタイトルがついていました
これは写真撮影用に作られたもので、「味覚」を表現しており、貴婦人がオウムに
砂糖菓子をあげるために、侍女の差し出したお菓子の器から、砂糖菓子を摘まんで
いるところです
これらのタペストリーの貴婦人、一角獣等の動物、侍女達が美しく織られているのは
言うまでもなく、背景に描かれている木々や草花もとても印象的でした
これらの
花は千花模様(ミル・フルール)と言うそうで、絵のバックに使われています
私達の今の時代でも身近にあるパンジー、ニチニチソウ、マーガレット、ヒヤシンス、
ハナダイコンetc.の花が描かれており、500年以上も前のフランスにも同じ花が咲いて
いたのだと思うと、妙に親近感が湧いてきました
国立国際美術舘の外観ですが、シーザー・ペリーという建築家によって設計された
そうです
何をモチーフにしているのかは分かりませんが、鳥or鳥の巣の様な、
船の様にも見えますが、さて何でしょうか? 地上に出ているのはこの骨組だけで
美術館自体は地下3階から成っています
この壁画はミロの作品で、もともと万博にあった美術館から移されたものです
絵画鑑賞の後は美術館内にある「堂島ミューズ」と言うカフェでお茶をしました
私はバナナクレープ、主人はフローズンケーキと紅茶をオーダー、立ちっぱなし
で少々疲れた後のスイーツは美味しいものです
ちょっとお子ちゃま向けの感じ
はありましたが、こんな時はそんなの関係ありません
これは主人がかなり前にプレゼントしてくれたスカーフですが、今日の展覧会の
作品の色調や花のモチーフが似ていたので、引っ張り出してきました
まだまだ使えそうですね