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季節ごとに移りゆく花々の日記
ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサート

🎻ウィーン楽友協会でのコンサート🎻

 

ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートは1月1日に放映される予定でしたが、能登地震のニュースの為

1月6日の今日放映されました。 ウィーン楽友協会は2018年に主人と訪れており、とても懐かしい会場で、

主人がどうしてもここでコンサートを聴きたいとの事でしたので、ウィーン・モーツアルト・オーケストラの

コンサートを聴きに来た思い出深い場所です。 ウィーン楽友協会は黄金の間とも言われ、とても豪華なホール

でお花が無くても十分に華やかですが、ニューイヤーコンサートの時はいつもこんな風に新春らしく沢山の

お花が飾られています。 沢山のフローリストさんが3日間位かけて、ホールを飾るそうです。

さて今年のプログラムは最後の「美しく青きドナウ」とアンコール曲の「ラデツキー行進曲」以外は全然知らない

曲ばかりで、ちょっとつまらなかったです。 もともとポルカは単純な繰り返しなので、退屈してしまいあまり

好きではありませんが、ワルツは子供の頃からよく聴いていた「皇帝円舞曲」、「ウィーン気質」、「ウィーンの

森の物語」、「春の声」、「南国のばら」等は大好きなのですが、そんな曲をもっと弾いて欲しいです。

毎年変化も必要なのでしょうが、もう少し一般的に馴染みのある曲を入れて欲しいですが、そんな声は届かない

のでしょうか。 来年の指揮者はリッカルド・ムーティさんに決まったそうですが、随分昔に彼の指揮のウィーン

フィルの演奏を大阪で聴いた事があります。 来年の曲に期待したいと思います💛

posted by Violet | 17:35 | クラシック音楽 | comments(2) | - |
孫ちゃんの発表会

🎻ヴァイオリンの発表会🎻

  

 

今日は昨日に引き続き二日続きのクラシックコンサートでした。 とは言っても孫ちゃんのヴァイオリンの発表会

でしたが、二人で弾くバッハ作曲のドッペルコンチェルトを演奏しました。 実はこの曲は大人が弾いても結構難

しい曲で、第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンの音がパズルのように組み合わさっていて、大変なのです。 

練習し始めた時はなかなか合わず大変でしたが、孫ちゃん達の努力とママの努力と忍耐(これが必須です!)の

お陰で最近は最後まで通す事が出来るようになっていました。 さて今日の本番はすべり出しはスムーズに展開しま

したが、やはり本番は魔物が付きまとうと言われますが、後半ちょっと崩れてしまいましたが、何とか最後まで弾く

事が出来て良かったです。 今日の次男ちゃんは格好よく決めた服装でしたし、末っ子のSちゃんは色は白黒で控え

めでしたが、キラキラとスパンコールがちりばめられたドレスでとても素敵でした。そして胸元には主人と私がウィーン

で買ってきたスワロフスキーのハートのペンダントが輝いていて、とても素敵でした💓 

posted by Violet | 21:55 | クラシック音楽 | comments(0) | - |
久し振りのクラシックコンサート

🎻日本センチュリー交響楽団のコンサート🎻

 

今日はとても久し振りに豊中文化芸術センターであったクラシックコンサートに行ってきました。 ここの小ホールで

のコンサートは何度か来た事はありますが、大ホールは初めてでした。 最近は結構立派なホールが各都市にも出来

てきて嬉しい事ですが、でもなかなか聴きたいと思うコンサートがやってないのが残念です。 今日は日本センチュリー

交響楽団のコンサートで曲目がシューマンのピアノ協奏曲とブラームスの交響曲第1番で、ブラームスの交響曲は4曲

とも大好きですし、特に1番は大学時代に弾いた事があるので思い出深い曲です。 シューマンという作曲家はヴァイオ

リンを弾く人にとってあまり縁の無い作曲家でよく知らないのですが、確かピアノ協奏曲はとても素敵な曲であった事は

記憶しているけれど何番か分からないなと思いつつ今日聴いた訳ですが、何と私が知っている曲でした。 ただしシュー

マンのピアノ協奏曲はこれ1曲だけだそうですので、聴いた事のある曲以外の何物でもないのが当然でした。 とても抒情

性豊かで美しいメロディがあちこちに散らばめられていて、とても素晴らしい音楽です。 そして2曲目がこのシューマン

の弟子であって、奥様のクララ・シューマンとはおそらく恋仲であっただろうと言われるブラームスが10年かかって書いた

交響曲が今日演奏された1番でした。 そして第4楽章のホルンが奏でるあの素敵なメロディはクララ・シューマンとスイス

で聞いた角笛?が奏でた思い出深い音楽だったそうですが、そう思って聴くと余計に心に染み入る音楽でした。 クララ

シューマンはピアノの名手で才能溢れる女性で、ブラームスも色々と指導を受けたそうです。 その尊敬が愛情に変わって

いったのでしょうか。 シューマン亡き後もブラームスはクララを精神的に支えたそうで、心は通いあっていたかも知れま

せんが、ブラームスは一生独身を通したそうです。

シューマンはあまり縁がない作曲家と言いましたが、4曲ある交響曲の中で何番かは忘れましたが、「春」と「ライン」は

とても美しい交響曲で大好きです💛                 

posted by Violet | 19:00 | クラシック音楽 | comments(0) | - |
プレミアムシアター・3つのコンサート

♪今宵も極上のひとときを♪

*パリ祭コンサート♪

 

*ウィーンのシェーンブルン宮殿での夏の夜のコンサート♪

 

*ベネチアのサン・マルコ広場でのコンサート♪

 

これらのコンサートは残念ながら現地で実際に聴いてきたものではなく、8月27日NHKのプレミアムシアターで

放映されたもので、写真はすべてテレビから撮っています。 でもこれらの都市、パリ、ウィーン、ベネチアは

それぞれ2回訪れた事があり、素晴らしい音楽に聞き入りながら懐かしい思いで見ていました。

シェーンブルン宮殿でのコンサートはもう少し前に単独の放映がありすでに見ていましたが、今年はフランス音楽

中心で歌が多く私的にはあまり面白くありませんでした。

ベネチアでのコンサートは「カルミナ・ブラーナ」というオラトリオ形式の音楽で、合唱をされている方にとっては

馴染みのある曲かもしれませんが、私にとってはちょっと変わった音楽で馴染めませんでした。 ただ指揮者の方が

NHK交響楽団の客演指揮をされているイタリア人のファビオ・ルイージさんでしたので、途中まで聴いていました。

とても明るくエネルギッシュな指揮をされる方でお顔も私好みです。 このコンサートはベネチアのサン・マルコ広場で

開催されており、ファビオ・ルイージさんの後ろのビザンチン様式で有名なサン・マルコ寺院は絵のように見える

かも知れませんが、これはまさにサン・マルコ寺院なのです。 ここのサン・マルコ広場は50年前と20年前に歩いて

いますが、ベネチアは独特の雰囲気のある素敵な街でしたね。 嬉しそうに2回ともゴンドラに乗りましたしね。

2回目に訪れた時は丁度ベネチアで有名なカーニバルの真っ最中ですごい人でしたが、皆さん思い思いの衣装を纏い

仮面を被って、まるで映画のワンシーンの中に飛び込んだかのようだったのを記憶しています。

そして最初に放映されたパリ祭のコンサートが私にとっては一番楽しめました。 コンサート会場はパリの代表的な

建造物であるエッフェル塔をバックに、昼間よりも夜になるとエッフェル塔がキラキラと輝いてとても素敵でした。

最初のベルリオーズの曲は馴染みのない曲でしたが、それに続く「誰も寝てはならぬ」は大好きですし、次のシャンソン

である「バラ色の人生」(ラヴィアンローズ)は聞いたことがある素敵な歌と思い、後で調べたらエディット・ピアフの

歌だったのですね。 体格の良いソプラノ歌手がとても美しく歌いあげていましたが、エディット・ピアフだともう少し

アンニュイな感じだったのでしょうか。 次にカルメンのハバネラと続き、後何曲か後にラロの「スペイン交響曲」の

第3楽章でしたが、この曲は交響曲といっても実はヴァイオリン協奏曲で私は第5楽章が好きで、CDを買ってよく聴いた

事のあるいかにもスペインという感じの情熱的な曲でした。 あと大好きなヘンデルのメサイアからハレルヤコーラスも

ありましたし、ベートーベンの第9番の4楽章もあったりと盛り沢山な内容で、言い換えれば何の繋がりも一貫性も無い

プログラムだったのかも知れませんが、妙にテーマ作ってしまうより色々な曲が聞けて良いのかも知れません。 最後の

方でマスネ作曲の「タイスの死」という音楽がとても興味深かったのですが、私は以前から時々「タイスの瞑想曲」と

いう曲を弾いていましたが、まさにその音楽でそのヴァイオリンのメロディにソプラノとヴァリトン歌手の方が時に同じ

メロディを、時にはもったりで、とても美しくヴァイオリンと歌が絡み合って素晴らしい音楽となっていました。

というかこれはオペラの曲が最初に有りきで、ヴァイオリン曲が後から作られたのでしょうね。 今まで全然知らなかった

のでとても面白かったです。

そしてこのパリ祭のコンサートの最後は国歌の「ラ・マルセイエーズ」で出場者全員でオーケストラバックに大合唱で、こんな

風に盛り上がれる曲が国歌とは羨ましい限りです。 今回はパリ祭のコンサートが私にとっては一番楽しめるコンサートで、

極上のひと時を過ごす事が出来ました💛

 

フランス音楽がちょっと苦手とか言っていましたが、このパリ祭のコンサートはベルリオーズの曲で始まり、最後のフランス

国歌はベルリオーズ編曲と出ていたので、調べてみたらベルリオーズはフランスの作曲家でした。 カルメンを作曲したビゼー

がフランス人であることは知っていましたが、スペイン交響曲を作曲したラロもスペイン人では無くフランス人で、マスネも

フランス人でやはり自国の作曲家を全面に出したコンサートだったのですね。 不勉強で失礼しました。 勿論フランスだけで

なく、イタリア(プッチーニ)、ドイツ(ベートーベン)、オーストリア(モーツアルト)、イギリス(ヘンデル)、アメリカ(ガーシュイン)、

ロシア(ストラビンスキー)と様々な国の作曲家の音楽が登場していましたが、最初と最後は自国の作曲家を持ってくるという

心憎い演出でした。 カルメン大好きだし、今回は演奏されていませんがベルリオーズの幻想交響曲も大好きだし、フランス

音楽が苦手というのは当たっていませんでした💛

posted by Violet | 19:12 | クラシック音楽 | comments(0) | - |
ヴァイオリンの調整

🎻杉山ヴァイオリン工房🎻

*2年前のクリスマスの時に主人チェロ、私ヴァイオリン、孫ちゃん歌で「あわてんぼうのサンタクロース」を

  演奏しました。

*3年前、末っ子の孫ちゃんがヴァイオリンの習い始めた頃の写真。

*今年12月にザイツのヴァイオリン協奏曲を弾いてくれました。ヴァイオリンもかなり大きくなりました。

*次男ちゃんと末っ子の孫ちゃんがヴァイオリンを習っています。二人で抜きつ、抜かれつ、頑張っています。

 

今日杉山ヴァイオリン工房に私のヴァイオリンの弓の毛替えと調整をしに、楽器を預けてきました。 それと

娘が昔使っていた2分の1のヴァイオリンを次男ちゃんが使う事になったので、弓の毛替えと調整も頼んできま

した。 杉山ヴァイオリン工房はずっとお世話になっていますが、こちらで楽器を調整して頂くと、楽器がよく

鳴るようになるので楽しみです。 

娘が使っていたヴァイオリンを孫ちゃんが弾くというのは、何となく嬉しい気がします。うちは私、娘、孫二人と

ヴァイオリンを習っており、3代続きでヴァイオリンを弾くことになります。 知っている範囲では2代続きで

ヴァイオリンを習っている人は割と少なく、3代続きは珍しいと思うのですが、是非ともこの嬉しい連鎖が続いて

いって欲しいです。 なかなか子供の時からヴァイオリンを習っていて好きという人は少ないのですが、大人になって

から習っていて本当に良かったと思っている人は多いものです。 ピアノと違って伴奏部分が無いので、一人で

弾いているとつまらなく思えるのですが、ピアノ伴奏と合わせたり、合奏団に入って弾いたりすると、面白さが

倍増します。 私も小学生の時にジュニアオーケストラに入った事があって、その時に合奏の面白さを経験し、

大学生になったら絶対にオーケストラに入ろうと決めていました。 孫ちゃん達も近くにジュニアオーケストラが

ある事が分かっているので、是非ともそこに入って合奏の面白さを感じて欲しいと思います。

杉山ヴァイオリン工房に預けている私の楽器は27日に仕上がってくるので、それまで弾きたくてもヴァイオリンの

練習が出来ません。 それまではせいぜい家事に精を出して、年末にするべきお掃除とかを頑張りましょう💛 

posted by Violet | 13:54 | クラシック音楽 | comments(0) | - |
コラボ祭り

🎻合奏団でコラボ祭に参加🎻

*最後の「ラデツキー行進曲」はお客様にも手拍子で参加して貰うために、合奏団のメンバーの一部の方も

  手拍子をして頂きました。(写真右下)

 

今日は今年度2回目の行事であるコラボ祭に参加してきました。

コラボとは合奏団が練習をしている豊中市の公民館の名前ですが、そこで色々なグループが活動をしています。 

コラボ祭はその色々なグループの日頃の練習の成果を発表する場で、私達はロビーで30分位のミニコンサートを

しました。 曲目は順に「ニューシネマパラダイス」、「パラディオ」、「見上げてごらん夜の星を」、「ポルウナカベサ」、

モーツアルト作曲「喜遊曲138番」、そして最後は「ラデツキー行進曲」で締め括りました。 本格的なクラシック音楽は

2曲だけで、あとは誰でも聴きやすいポピュラー音楽中心で、定期演奏会よりはずっと軽く聴きやすかったと思います。 

お客様も結構沢山入ってくれて、最後はアンコールという事になって、何も用意していなかったので、「ラデツキー

行進曲」をもう一度演奏する事になりました。 

帰ってきてからビデオで演奏を聴いたのですが、結構良い演奏が出来たと思いました。 この調子で定期演奏会も

上手くいって欲しく、その為にも後4ヵ月の間、練習を頑張りたいものです💛

posted by Violet | 20:22 | クラシック音楽 | comments(2) | - |
アンサンブル神戸のコンサート

🎻ブランデンブルグ協奏曲全曲演奏会🎻

*写真上ー左・神戸港モザイク辺りの景色、右・六甲山系を臨む山側の景色

  写真下ー神戸元町中華街

 

今日は私達の合奏団の指導者であり、主人のチェロの先生の所属するアンサンブル神戸のコンサートを聴きに

神戸の松方ホールまで行ってきました。 コンサート内容はバッハ作曲のブランデンブルグ協奏曲の1番から

6番まで全曲ということで、結構珍しい内容では無いかと思います。 馴染みがあるのは3番と5番で、3番の1と

3楽章、5番の1楽章は弾いた事がありますし、多分一般的にも3番と5番が人気があるので無いかと思います。 

私が一番好きな曲は4番でおぼろ気ながら学生時代に伴奏で弾いた事があるような無いような、時々オーケストラ

編成ではなくて一部の人で弦楽合奏で弾いて楽しんでいたので、弾いた事があって好きになったような気がします。 

4番はヴァイオリンが一人、フルートが二人ソリストが必要なのですが、フルート二人は思い浮かぶ人が二人いる

のですが、ヴァイオリンソロは誰が弾いたか思い浮かばないのです。 かなり難しいので、かなりお上手な方で

ないと無理ですが、誰だったのでしょうかー私で無い事は確かですが今となっては分かりません。

まあそれは置いておいて、1番と2番はあまり好きでは無いのですが、3,4,5,6番は好きなので良かったです。

6番は珍しくヴィオラ2台のソロで成り立っている曲で、ヴァイオリンとはちょっと違った深い音色のヴィオラが

とても素敵な曲です。 学生時代はヴィオラの良さが全然分かりませんでしたが、最近身近にヴィオラがとても

お上手な方いて、ヴィオラの音の素敵さが分かるようになりました。 ヴァイオリンには無い深みのある中音の

魅力とでも言いましょうかーとても素敵な音色です。

コンサートの後元町の方に行き、中華街の前を通り、元町商店街の入り口付近にあるフレンチレストラン「イグ

レッグ・ベガ」でディナーを頂いてきました。

元町中華街は娘が5歳の頃、今は亡き私の両親と共に訪れた事があり、お店の名前は忘れましたが中華料理店で早い

目の夕食を頂いた事があるのを思い出しました。 夏だったと思いますが、神戸港巡りをしてポートタワーに登って、

その後に元町中華街に行きましたが、父が色々と調べて連れて行ってくれたのでしょうね。 もう30年以上も前の事に

なりますが、その時と前後して、父に北野異人館巡りにも連れて行ってもらいましたが、合奏団の指導者の先生が神戸

の方で、その関係で最近神戸を訪れる事が時々あり、また年忘れ弾き合い会というのが北野異人館の近くの先生宅で

開催されたりで、ずっと縁の無かった神戸ですが、最近京都に次いで度々訪れる街になりました。

そしてもっと前の私が子供だった頃、父の仕事関係で神戸港に停泊するクィーンエリザベス号を見学させてもらったり、

船で催されるパーティに連れて行ってもらったり、また神戸港から出港して横浜まで「さくら丸」という船に乗って

1泊のクルーズを楽しんだりして、子供心に非日常的なものに接して、とても楽しい思い出として記憶に残っています。

そんな思い出のある神戸に今こうして度々訪れる機会を得て、とても嬉しく思います💛

posted by Violet | 23:30 | クラシック音楽 | comments(2) | - |
夏の夜のコンサート

🎻ウィーンフィル × ベルリンフィル🎻

*シェーンブルン宮殿で開催されたネルソンス指揮のウィーンフィルのコンサート♪

 

*ベルリン郊外の森の中で開催されたぺトレンコ指揮のベルリンフィルのワルトビューネコンサート♪

 

昨日NHKでウィーンフィルとベルリンフィルの夏の夜のコンサートが放映されました。 2年位前からNHKで放映

されている事に気が付いて、その時以来毎年楽しみにしています。 実はウィーンフィルのニューイヤーコンサートは

曲目がワルツとポルカで構成されていて、ワルツは好きですがポルカは単調なメロディの繰り返しで面白く無く割と

退屈してしまうのですが、この夏のコンサートは曲目がバラエティに富んでいて、こちらの方が私としては好きです。

まずシェーンブルン宮殿で開催されたウィーンフィルのコンサートですが、この宮殿は4年前の夏に訪れており、写真

左の下2枚のグロリエッテという凱旋門のような建物ですが、ここで主人とランチをした事がとても懐かしく思い出され

ます。 宮殿も素晴らしく、また宮殿からグロリエッテまでは結構遠くて、トラムのような乗り物に乗って、宮殿の

庭園の横を通りながら行きました。 ネルソンス指揮で演奏された曲目はサン・サーンスのチェロ協奏曲、スメタナの

「売られた花嫁」から序曲、ドボルザークのスラブ舞曲、ヨハン・シュトラウスの「ウィーンかたぎ」で全部でしたで

しょうか。 サン・サーンスの曲は初めて聞いた曲であまり好みの曲ではなく、チェロ協奏曲と言えばドボルザークの

作品が好きです。 「売られた花嫁」は何十年ぶりかで聴いたと思いますが、なかなか面白い曲でしたね。 ドボル

ザークのスラブ舞曲は哀愁が漂うとても素敵な曲で、弾いた事がありますが、結構難しかったと思います。 最後の

「ウィーンかたぎ」はウィーンフィルの十八番の曲でしょうし、あのウィンナワルツ特有の三拍子がたまらなく優雅で、

ウットリと聴き入っておりました。

次にベルリン郊外で開催されたベルリンフィルのワルトビューネコンサートですが、日本が誇るヴァイオリニストの

樫本大進さんはいつもはコンマスをされていますが、この時はトップサイド(コンマスの横)で弾いておられました。

ベルリンフィルの写真の真ん中上に写っています。 曲目はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、ムソルグスキーの

「展覧会の絵」、そして最後に「ベルリンの風」でした。 ピアノ協奏曲は華やかで抒情性豊かなとても素敵な曲で

大好きです。 「展覧会の絵」はもともとピアノ曲だったものをラヴェルがオーケストラ版に編曲したもので、色々な

題が曲ごとについており、ムスルグスキーが友人の画家の遺作の展覧会に行った時の感想を曲にしたものだそうです。

ベルリンフィルのコンサートの最初2曲の作曲家がロシアの方でしたし、「展覧会の絵」の最後の曲の題は「キエフの

大門」でしたし、こんなに素晴らしい音楽を作り出した二人のロシアの作曲家、そして今戦場となっているキエフ

(キーウ)、今回のコンサートの選曲には強いメッセージを感じます。 最後の「ベルリンの風」は知らない曲でしたが、

ベルリンの人なら誰でも知っているといった感じで、「ラデツキー行進曲」と同じで、聴衆参加型の曲で手拍子ありで、

おまけに「ヘイ、ヘイ、ヘイ」と言う掛け声まで入っていて驚きました。 指揮者の方も聴衆の皆様もベルリンフィルの

方も、皆様楽し気にされており、拍手喝采の中ワルトビューネコンサートは終了となりました。 

この二つのコンサートは抜粋版で全曲版も放映されるみたいですが、日程をひかえるのを忘れてしまいました。 また

調べて全曲版も見てみたいと思います。 素晴らしい音楽を奏でて下さった方々に大感謝の夏の夜のコンサートでした💛

posted by Violet | 23:51 | クラシック音楽 | comments(0) | - |
マーラーのアダージェット

🎻チェロの先生とのコラボ曲🎻

*左ーオーストリアの作曲家のグスタフ・マーラー、交響曲第5番の4楽章の「アダージェット」

  右ーアダージェットが使われた映画「ベニスに死す」の出ていたタッジオ役の美少年−素晴らしく美しい!

 

昨日の合奏団の演習でマーラーのアダージェットをチェロの先生にソロで弾いて頂き、私達が伴奏で練習しました。

昨年途中でギブアップした曲で、今年は何としてでも取り組もうという事で練習を始めました。 とても美しい曲で

静謐感に満ちた美しい楽章である事から、別名「愛の楽章」とも呼ばれるそうですが、しかしやはりとても難しいです。 

テンポがとてもゆっくりで、また転調したところの音程が取りにくく、そういうところは上手く弾くと得も言われぬ

美しさが出る所ですが、微妙な音程のくるいがとても気持ち悪い音楽に聞こえてしまうのです。 今の所は先生にイン

テンポで弾いて頂いていますが、慣れてくるとテンポを揺らして弾かれるので、また大変になります。 まだ始まった

ばかりで、先は長く結構苦戦しそうな予感がしますが、頑張らなければと思います。

全然関係ありませんが音楽繋がりで、昨夜玉置浩二のコンサートがBSで放映されていましたが、オーケストラを

バックに歌っていて、凄くお上手で驚きました。 ポップスオーケストラとかとは違い、大友直人氏指揮の群馬交響

楽団のフルオーケストラをバックに、ミュージカル俳優のように、いやオペラ歌手の如く、歌いあげていました。 元々

「安全地帯」というグループにいた頃から音楽も良かったし、ポップスシンガーの中では歌は上手いと思っていましたが、

こんなに上手かったとは知りませんでした。 ブラボー!!!ですね。

また全く関係無い話ですが「三国志 司馬懿 軍師連盟」のドラ マが終わってしまいました。 書き出すと長くなるので

止めますが、また再放映される事があればとても面白いのでお薦めします。 私の中では「オスマン帝国」を超えて、

面白かったと思います。 ドラマは主人公の司馬懿 が亡くなったところで終わっていますが、無論この司馬懿は歴史上

実在の人物で、その後「魏」の後に「晋」という国が建国され、この司馬懿の孫が皇帝の座に就いたそうです💛

posted by Violet | 09:33 | クラシック音楽 | comments(0) | - |
ルカ・スーリッチのコンサート

♪チェロとピアノのコンサート♪

 

今日の夕方7時から2チェロズの一人、ルカ・スーリッチさんのコンサートを聴きに主人と二人で新大阪の近くに

あるメルパルクホールまで行ってきました。 2チェロズが大好きという訳ではないけれど、時々 you tube で

見て、凄く二人ともイケメンでチェロが物凄く上手いなーと思っていました。 たまたま生協でチケットが購入

できて、申し込んだけれども当選しないかも知れないと思っていましたが、うまく当たってそれも1階席の前から

10番目で殆ど遮るものが無く、ルカさんがとてもよく見える席でラッキーでした。 曲目はポピュラーが中心で 

一部クラシック音楽も入っていました。 本当に沢山の曲を弾いてくれたので、全部は覚えていませんが、クラ

シックではヴィヴァルディ作曲の四季・冬、ブラームス作曲のハンガリー舞曲第5番、モンティ作曲のチャルダッシュ

(これらの曲は普通ヴァイオリンで弾く曲で、チェロで弾くのには超絶技巧が必要です。)、ポピュラー音楽では

クイーンの曲が数曲(ボヘミアンラプソディ、We ar the champions. 他)坂本龍一作曲の「戦場のメリークリス

マス」、ニューシネマパラダイス、ユーレイズミーアップ、マイウェイ等全部は知りませんでしたが、かなり知って

いる曲を演奏してくれてとても楽しめました。 照明もカラフルで色々と工夫されていて、とても素敵なコンサート

だったと思います。 

一度はこういうコンサートに行きたかったですが、やはり私はフルオーケストラ編成のクラシック音楽の方が楽し

めると思いました。 今日のルカ・スーリッチさんはクロアチア出身のチェリストで若い頃は数々コンクールで賞を

取られた方で、クラシックをしっかりと勉強した上でステファン・ハウザーさんと2チェロズを結成し、ジャンルに

とらわれない音楽に挑戦し、クラシック音楽とはまた違った客層を魅了してきた方です。 この11月に2チェロズで

来日公演をした後に解散するそうですが、またクラシック音楽の分野でも活躍して頂きたいと思いました💛

posted by Violet | 21:51 | クラシック音楽 | comments(0) | - |