🎻バッハのドッペルコンチェルト🎻
*妹が第一ヴァイオリン、次男ちゃんが第二ヴァイオリンを弾いています♪
写真の二人は今練習中のバッハのドッペルコンチェルトを合奏しているところです。 この曲は第一と第二ヴァイオ
リンが重なり合って素晴らしい曲となっており、第二ヴァイオリンが鈴木の教本の4巻に出てきて、第一ヴァイオリン
が5巻に出てきます。 ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲のイ短調やト短調と共に、子供心にやっと一丁前の曲を
弾けるようになったと実感する曲で、今でも弾けるようになった喜びを覚えています。 うちはヴァイオリンを三世代に
わたって習っており、先ずは私、次は娘、その次は孫ちゃんの二人です。 そしてこの曲は最初は私と今は亡き私の姉が
合奏しており、発表会で二人並んでいる写真があるので絶対にこの曲を弾いています。 きっと母はこの時ヴァイオリン
を二人に習わせて良かったと満足していたことと思います。 次に娘と私の組み合わせで、ビデオに二人で演奏している
のが録画されており、次に私と孫ちゃん、娘とそれぞれの孫ちゃん、そして孫ちゃん同士という組み合わせで演奏して
います。 まだ孫ちゃんは練習途中で最後まで合わせて弾けていませんが、途中までは上手く合っていて、この演奏の
動画を聴いた時はとても嬉しかったです。 最初はどうなる事かひやひやものでしたが、よくぞここまで頑張ったと、孫
ちゃん二人の努力とそして娘(母親)の努力を誉めてあげたいです。 私も経験ありますが、楽器を習わせていると、母親
の努力と忍耐が半端ではないと思います。 しかも母親がその楽器を弾けると良いような悪いような、どちらとも言えない
ところがあって、私の母はヴァイオリンを弾けなかったので、それほどトラブった記憶はありませんが、私と娘はヴァイオ
リンの練習で大バトルを繰り返していましたし、次の世代も時々やらかしているみたいです。 でも結局は何でもそうなの
ですが、後になって習っていて良かったという事になります。 12月に孫ちゃん達のヴァイオリンの発表会がありますが、
その時までにこの曲が二人でうまく合奏できるようになってくれる事を楽しみにしています。
このヴァイオリンの連鎖の元を正せば、私の母が私にヴァイオリンを習わせた事にあり、子供の頃はヴァイオリンの練習は
しなくてはならないものでしたが、それ程好きではありませんでした。 でも今では習わせてもらった事に大感謝です。
あの当時ピアノを習うことは当たり前というか、社宅にいたのですが夕方になるとどの家からもピアノを練習する音が聞こ
えてきましたが、何故うちはヴァイオリンだったのかと思いますが、それは終戦後母の女学校(和歌山高等女学校)に当時
美貌の天才ヴァイオリニストである諏訪根自子さんが来てくれて素晴らしい演奏を聴き、母は子供には絶対にヴァイオリンを
習わせようと思ったそうです。 今頃私の母はお空の上でほくそ笑んでいるでしょうか。 ヴァイオリンを習っていて良かった
事は、ピアノと違って一人ではなくて、合奏の楽しさを経験する事が出来、室内楽、交響曲等の素晴らしい音楽を弾け、また
色々な素晴らしい音楽を心から鑑賞出来るようになって人生を豊かにしてくれています。 孫ちゃん達もそれが分かるように
なるまで頑張ってもらいたいものです💛